今、高い海水温が続いており、日本各地でサンゴの白化が見られています。
三宅島でも、高い海水温が続き、陸上からでも白化したサンゴが目立ち、島民や観光客からもサンゴはどんな状態なのか聞かれることが増えてきました。
そこでお休みの昨日、伊豆諸島でも最大規模のサンゴ群集地である富賀浜でサンゴの様子を調べてきました。
あたり一面、真っ白です。
三宅島では毎年のようにサンゴの白化が起きますがここまでの範囲が白化しているのは初めて見ました。
一部死んでしまったと思われるものもいましたが、多くのサンゴは死んでいるわけではありません。
サンゴの白化はサンゴの体内に共生している「褐虫藻」を排出することによって起きる現象です。
褐虫藻は光合成によって栄養を作り出し、サンゴはその栄養を得ています。
高水温が続くと褐虫藻が弱り、本来の働きができなくなるばかりか、サンゴにとって良くない存在になってしまいます。
そこで排出するのですが、排出するとサンゴは栄養を得ることができず、白化現象が長く続くとサンゴは死んでしまいます。
富賀浜では8月上旬には少しずつ白化が始まったようです。
今、生きているサンゴもかなり長いこと栄養を取れていないものと思われます。
昨日の水温は28.7℃。まだ高い水温です。
早く水温が下がり、正常に戻って欲しいものです。(N)

