三宅島では1998年から継続して実施している調査です。
海底に100mの調査ラインを引き、ライン直下の構成種を調べます。
また、ライン周辺の海水魚や無脊椎動物で、調査対象種の数をカウントしていきます。
例年、伊ケ谷カタン崎沖でも実施していますが、今回は海況不良の為、中止としました。
結果、富賀浜の造礁サンゴは約63%。数年前に見られたサンゴ食の生き物やその食痕もなく健康状態としては非常に良い状態である事が確認されました。依然として伊豆諸島最大級の造礁サンゴ群集です。
ただ、数年前から漁網くずなどの海洋ゴミがところどころで見られるようになってきています。そのゴミが増えていくのか、気になるところです。
最近話題の軽石は、調査の数日前から三宅島にも漂着していましたが、調査時には確認されていません。
ですが、調査後にはその周辺海域でもよく見られるようになってきており、これもサンゴやほかの生き物への影響など少し気になるところです。
動画撮影:三宅島スナッパー
富賀浜のテーブル状サンゴ群集
調査の様子。左手前に漁網くず。
漁網くず

