2020年06月30日

おうちで見られる三宅島の生き物39「シロソウメンタケ」

林などの地面の上に生える白い棒状の生き物。
こちらは「シロソウメンタケ」というキノコの仲間です。
地面からにょろっと生える姿は、某アニメのキャラクターを連想してしまいますね。

しかし、キノコなので動きはなく、大きさは10cm程度と小さいため、注意して探さないと見落としてしまいます。
素麺と名前がついていますが、そこまで長くなく、モヤシの方がしっくりとくる気がします。

キノコというとシイタケやシメジのように、傘がある形をイメージする人が多いと思いますが、中にはこのキノコのように面白い形をしたものもあります。

ジメっとした日が続きますが、その分面白いキノコも生えています。
皆さんの回りにも、変わった形のキノコがあるかもしれませんよ。

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地面の上を何本かまとまって生える

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肉質はもろく壊れやすい

〇シロソウメンタケ (白素麺茸)
ハラタケ目シロソウメンタケ科
大きさ:3〜12cm
posted by akakokko at 16:25| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野鳥リスト(2020年6月24〜29日)

◎2020年6月24〜29日に三宅島および近海で確認した野鳥(29種)
キジ、カラスバト、キジバト、ダイサギ、ホトトギス、アマツバメ、イソシギ、ウミネコ、トビ、アオバズク、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ、ウチヤマセンニュウ、ミソサザイ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュケイ
posted by akakokko at 10:11| 野鳥リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月28日

本日(6/28)15時に閉館

大雨警報、土砂災害警戒情報により、
本日(6/28)15時に閉館いたします。

よろしくお願いいたします。
posted by akakokko at 15:08| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おうちで見られる三宅島の生き物38「ネコノシタ」

ハマカンゾウやスカシユリ、シマホタルブクロといった海岸植物がきれいに咲いていますね。その中でひっそりと花を咲かせているのが「ネコノシタ」。

名前から姿を連想しづらいこの花は、葉の表面がザラザラし、まるで猫の舌に似ていることから、この名前がつきました。私は猫の舌を触ったことがないので、この手触りが似ているかはわかりません。しかし、毛の生えた葉の表面は、どことなく猫の舌のように見え、その名前に納得しました。

この花は海の近くの砂浜といった、ごく限られた場所にしかない海岸植物のひとつです。
ハマカンゾウやスカシユリのように目立つ花ではありませんが、海に行った際は探してみてくださいね。

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海岸近くで這うようにして生える

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葉の表面には毛が生え、ザラザラする

〇ネコノシタ(ハマグルマ)
キク科ハマグルマ属
多年草
posted by akakokko at 12:08| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

おうちで見られる三宅島の生き物37「イソシギ」

磯の近くで「チーリーリー」と飛んでいく、小さな鳥を見たことがありませんか。
今の季節なら、その鳥は「イソシギ」だと思います。

イソシギは、三宅島に1年中いるシギの仲間で、磯や漁港などで見ることが出来ます。
大きさはハトとスズメの中間ぐらいで、背中側は茶褐色で胸の白色が肩側まで入り込んだ模様が特徴的です。また腰を上下に動かしながら歩くため、見つけやすい野鳥です。

少し前まで磯では様々なシギやチドリがいましたが今は旅立ち、イソシギが残っているだけです。しかし、あともう少ししたら、またシギやチドリがやって来ます。
その前にまずは基本となるイソシギをじっくりと観察してみませんか

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飛翔時に翼上面の白い帯が目立つ

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右からイソシギ、キアシシギ、セイタカシギ


〇イソシギ
チドリ目シギ科
全長:20cmほど
英名:Common Sandpiper
posted by akakokko at 11:33| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月26日

おうちで見られる三宅島の生き物36「ベニタケ科のキノコ」

雨などでジメっとした日が続いていますね。林や草地など、様々な場所でキノコが目立つようになりました。
林の中では、クサハツやケショウハツといったベニタケ科のキノコをよく見かけます。

この仲間は、始めは半円で丸々とした傘の形をしていますが、傘の縁が反り返ったり、破れたりし、古くなると中央がくぼみます。
傘の色は赤やピンク、白や茶色など様々で、1か所にたくさん生えるため、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

私は三宅島に来てから、このキノコの仲間でカブトムシのような匂いのするもの、傷をつけると乳液を出すものなどを見つけたことがあります。

キノコは、名前を調べるのが難しいですが、形や日々の変化などに注目してみると、面白い発見が見つかることもあります。
個性豊かなキノコの仲間を観察してみませんか。

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カブトムシのような匂いがする「ケショウハツ」の仲間

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生えたての時は半円で饅頭型の傘の形をしている

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古くなると中央がくぼみ、ろうと型になる

〇ケショウハツ
ハラタケ目ベニタケ科
posted by akakokko at 15:38| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月25日

おうちで見られる三宅島の生き物35「ウチヤマセンニュウ」

三宅島の草原を代表する野鳥がこのウチヤマセンニュウです。
4月下旬ごろに三宅島に渡ってきて繁殖し、
8月末頃には島を離れていきます。

分布の限られている鳥で日本では伊豆諸島、
九州の島、本州のごく一部の地域にやってきますが、
三宅島では個体数が多く、伊豆諸島最大の繁殖地となっています。

ところが、2000年噴火によって島内最大の繁殖地「八丁平」が
消失し、数も半減したといわれています。
一方、2000年噴火によって森林が裸地となり、火山ガスの減少により
その裸地が草原と変わりつつあります。
そのため、2000年噴火前にはいなかったところでも
ウチヤマセンニュウが確認されるようになるなど
島内においては分布が広がっています。

おうちから早朝や夕方に、チュルルチュカチュカという
ウチヤマセンニュウのきれいなさえずりを楽しんでいる方も
いるかもしれませんね。

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観察をするなら早朝がおススメです

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島内最大の繁殖地は伊豆岬

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海岸沿いの草地で主に見られます

〇ウチヤマセンニュウ
絶滅危惧IB類
スズメ目センニュウ科
全長:17cm
英名:Styan's Grasshopper Warbler
posted by akakokko at 15:09| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月24日

おうちで見られる三宅島の生き物34「ハチジョウイタドリ」

海岸や噴火の跡地などの植物がまだ少ない場所にいち早く生える「ハチジョウイタドリ」。
ハチジョウと名前が付くように、イタドリという植物の変種で伊豆諸島の八丈島から大島で見られます。本土のイタドリに比べると葉が厚く、光沢があるなどの特徴があります。

今の季節は人の背丈ほどにまで茂って、困っている人もいるかと思います。しかし、その葉の先には花を咲かせている株もあります。
草を刈る前に、小さく可憐な花にも注目してみてくださいね。

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七島展望台付近の裸地にて

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出始めの茎、節で縞模様に見えるため、漢字で「虎杖」と書く

〇ハチジョウイタドリ (八丈虎杖)
タデ科イタドリ属
伊豆諸島固有変種
posted by akakokko at 12:54| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野鳥リスト(2020年6月15〜23日)

◎2020年6月15〜23日に三宅島および近海で確認した野鳥(28種)
キジ、カラスバト、キジバト、オオミズナギドリ、ホトトギス、アマツバメ、ウミネコ、アオバズク、コゲラ、サンコウチョウ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ、ウチヤマセンニュウ、ミソサザイ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュケイ
posted by akakokko at 11:00| 野鳥リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

おうちで見られる三宅島の生き物33「ハシブトガラス」

野鳥に興味のない方でも知っているであろう鳥。
スズメ・ハト・カラス。
でもカラスという鳥はいません。(ハトという鳥もいませんが)

一般的にカラスというとハシブトガラスとハシボソガラスの事を指すそうです。
2種の見た目の大きな違いはクチバシ。
太くてがっちりしているのがハシブト。
一方、ハシボソは細くシュッとしています。
また声も異なり、一般的な鳴き声はハシブトはカーカー。
ハシボソはガーガーと少し濁っています。

本土ではどちらのカラスも見られますが
三宅島で見られるのは基本的にはハシブトガラスだけ。

島に観光に来た方や赴任してきた方からはよく
カラスが多いですねと言われます。
確かにカラスの数は多く感じます。

その要因はおそらくヒキガエル。
人が持ち込んだヒキガエルが島中で増え、
安定したエサを得ることができるようになったため
カラスが増えているのだろうと考えています。

もちろんカラスはヒキガエルだけを食べるわけではなく
他の野鳥のヒナなども食べてしまいます。

カラスやヒキガエルが悪いわけではありませんが
人の手によってよくない状況になってしまったのであれば
何とかしていかないといけませんね。

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黒一色の鳥?いえいえよく観察してみてください。とっても綺麗な色

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ヒキガエルを食べるハシブトガラス。よく見る光景です。

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換羽中のカラス。なんだかほかの鳥に見える?でも夏だから涼しそう。(8月撮影)

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イタチを追いかけるカラス。イタチも人が入れた生き物。
イタチVSカラスはカラスに分がありそう。

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いたずら好き。アカコッコ館の外に置いていたホウキが壊されてしまいました。

〇ハシブトガラス
スズメ目カラス科
全長:56.5cm(ハシボソガラスは50cm)
英名:Large-billed Crow/Jungle Crow
posted by akakokko at 15:55| おうちで見られる三宅島の生き物たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする