2017年06月25日

海辺のお花畑

今、三宅島の海辺では様々な海岸植物が花を咲かせています。

s-DSC_3620_00003.jpg
ハマカンゾウ
s-DSC_3632_00004.jpg
タイトゴメ
DSC_3647_00001.jpg
ハマナデシコ

海岸植物たちは皆いろいろな工夫をして強風、強烈な日差しなど過酷な海岸の環境に適応しています。

自然な海岸が減ってしまった今、
三宅島で見られるような海岸植物のお花畑は貴重なものになってしまったかもしれません。

綺麗に手入れされた花壇ももちろん美しいですが、きびしい自然の中で咲く海岸植物も野性味があってまた別の魅力があります。
三宅島の海岸でお花見をしてみませんか。K
posted by akakokko at 13:13| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

ミソサザイの巣立ちビナ

18556391_1326418930778917_4442486089407346861_n.jpg
5月中旬ごろからミソサザイの巣立ちビナが見られるようになりました。

親鳥と違って黄色いくちばしがポイントです。

ミソサザイはアカコッコ館周辺にも多く生息しているので、
さえずりは頻繁に聞くことができますが、
警戒心が強く、体も小さいため簡単に姿を見ることができません。

ところが、巣立ちビナは警戒心が弱く、親鳥に比べると簡単に姿を見つけることができます。
最近はアカコッコ館周辺や大路池の南桟橋へ下る道などでよく見られます。
アカコッコ館内から見えることもあります。

ビャー、ビャーという高い声が聞こえたら探してみてください。
驚かさないようにそっと観察してみてくださいね。(K)
posted by akakokko at 15:45| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

ウチヤマセンニュウよく見られています

三宅島の草原の野鳥といえばウチヤマセンニュウ。
今年もよく見られています。

201740514.jpg
一番多いのは、やはり伊豆諸島最大の繁殖地でもある「伊豆岬」。
早朝または夕方、海岸沿いの道を歩くといたるところから
ウチヤマセンニュウのさえずりが聞こえてきます。

20170512.jpg
ふるさとの湯付近で撮影

でも、ウチヤマセンニュウがいるのは伊豆岬だけではありません。
島の主に海岸沿いの草地で耳を澄ませてみると
「チュリチュリチュカチュカ」というさえずりが聞こえてきます。
特に阿古の今崎海岸付近(ふるさとの湯から阿古火山遊歩道にかけて)や富賀浜ではじっくりと観察することができます。

20170514_02.jpg
じっとしていると、ごく至近距離で見ることもできます。

強風などで伊豆岬でも姿を見ることができない時もあります。
そのような時は他の場所で探してみるのも良いかもしれません。

なお、アカコッコ館では5月27日(土)、6月4日(日)の2日間
伊豆岬で朝6時から10時までウチヤマセンニュウ観察会を行います。
開催時間中、いつでも参加OK、観察道具も用意してお待ちしています。
お気軽にご参加ください(N)。

20170508.jpg
上空にも注目。時々アマツバメの大群が見られる事もあります。
posted by akakokko at 11:38| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月30日

のんびりしたり怒ったりのアカコッコ


20170430_01.jpg
この春、アカコッコ館周辺では1羽のアカコッコ以外、あまり姿を見ることができませんでした。
しかしようやく何羽ものアカコッコが姿を現すようになってきました。

20170430_02.jpg

それに伴い、お互いを警戒する様子やケンカする様子、
ぜんぜん気にせず餌探しに夢中な様子など
観察できる行動のパターンも増えてきています。
さまざまな表情を見せるアカコッコを観察にきてくださいね(N)

20170430_03.jpg
posted by akakokko at 16:20| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月28日

海辺の青い鳥

春の渡り鳥で人気の「オオルリ」が23日に見られました。
その鮮やかな青をじっくり観察したいと
探している方を目にするようになってきました。

IMGP8205.jpg

IMGP8205_02.jpg
トリミング

そんな中、土方海岸の潮だまりでシギ・チドリの仲間を探していると
スーッと青い鳥が飛んできました。「オオルリ」でもなく、
三宅島でよく見られる「イソヒヨドリ」ではなく「カワセミ」でした。

本土では1年を通して、比較的よく見られるこの野鳥ですが、
三宅島では季節限定の野鳥。
春と秋の渡りの時期にごく少ない数が見られます。

IMGP8208.jpg
少し目をそらした隙にどこかに行ってしまったようで
その後は見当たりませんでしたが、
大路池あたりにやってくるかもしれませんね(N)。
posted by akakokko at 13:28| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

カンムリウミスズメ調査を実施しました。

IMGP8122.jpg
昨日、カンムリウミスズメのモニタリング調査を実施してきました。

DSC_3468.jpg
三宅島自然ガイドキュルルのメンバーにも、
目視でのカンムリウミスズメの調査補助や
調査手法を学ぶ場として活用してもらいました。

DSC_3464.jpg
最近の漁師からの目撃情報や海況・風向きなどを考えながら、
船長とも相談し、三本岳周辺と島の北西部〜北部を中心に
調べることにしました。

出航後、10分ほどで遠くを飛ぶ2羽のカンムリウミスズメを確認。
しかし、その後はなかなか確認できず、カンムリウミスズメはおろか
ほかの海鳥もまばらな状況です。
3時間ほど調査し、確認できたカンムリウミスズメは15羽。
調査中の水温は15.8〜16.0℃。
低い水温がエサとなる生き物の分布状況に影響しているのかもしれません。

point_route0426.jpg
今回の調査コースと確認場所

調査中、確認できたほかの野鳥や生き物。
オオミズナギドリ20羽ほど、ウミネコ10羽ほど、ヒメウ数羽、シロハラトウゾクカモメ、アホウドリの仲間2羽、ミズナギドリの仲間2羽、イルカ3頭、マンボウ1頭。

少し寂しい結果ですが、おおきなマンボウに出会うなど
さまざまな生き物が生きる三宅島の海の豊かさを実感した調査となりました(N)。
DSC_3099_ito.jpg
撮影:伊藤 奨(自然ガイドキュルル)
posted by akakokko at 14:09| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

ウチヤマセンニュウがやって来ました

IMGP9829.jpg
2015年撮影。

三宅島を代表する野鳥のひとつ
ウチヤマセンニュウの飛来を確認しました。

確認した場所は伊豆岬。
早朝5時過ぎにチュルリチュリチュカというさえずりを2か所で聞くことが出来ました。
まだ個体数は少ないようで、姿を確認する事はできなかったのですが、
じきに海岸沿いのさまざまな草原で
ウチヤマセンニュウの美しいさえずりを楽しめるようになるでしょう。(N)

ウチヤマセンニュウのこの数年の飛来日は以下になります。
今年は少し早い記録になりました。

2016年:4/13※
2015年:4/19
2014年:5/1
2013年:4/25
2012年:4/26
2011年:4/30
2010年:5/3

※この日以降確認されず、連続して確認されるようになったのは4/24以降のため、この個体は通過して行ったものと思われます。
posted by akakokko at 09:30| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

コマドリの観察をしてみよう

バードアイランド・三宅島では
種類にもよりますが、
本州よりも比較的、間近で野鳥が観察できます。

アカコッコ館周辺の森では、
本州ではなかなか近くで見られない
コマドリ(タネコマドリ)が
目の前までやってくることも。
s-DSC_6648_00001.jpg

s-DSC_6654_00001.jpg
なんと、目の前でさえずりはじめました。

ポイントは、とにかく驚かさないことです。
こちらから近づいていくと、さすがに逃げてしまうので、
鳥が近くに来るまで、静かに待っていると
向こうからやってくることがあります。

ここまで人を恐れないのは、
今まで島民やバードウォッチャーが
鳥に対して優しく接してきたからかもしれません。

この時期は島中でコマドリのさえずりが聞かれます。
森の中で、気配を消してコマドリの観察を
楽しんでみてはいかがでしょうか。(K)




posted by akakokko at 16:24| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

常連さんになりつつあります

本土では身近な野鳥のムクドリ。
三宅島では渡りの時期に少数が見られるのみで
あまり馴染みがありません。
変わった鳥がいたよと問い合わせをいただくことも時折あります。

ですが、渡りの途中のひとやすみのためか
さまざまなムクドリの仲間がやってきます。
今日見つけたホシムクドリもそのひとつ。
三宅島では2012年3月に初記録になって以来
2015年、2016年と記録があります。
常連さんになりつつありますね。

hosimuku0409.jpg
坪田地区で観察したホシムクドリ。
3月27日には伊豆地区、4月2日には阿古地区でも見られています。

ほかにも今シーズン、ギンムクドリが3月23日・24日、
ムクドリは3月22日・23日・4月2日に見られています。

本土ではよく見るムクドリですが、よく観察してみると
変わったムクドリが混じっているかもしれません。
じっくりと観察してみてはいかがでしょうか(N)
posted by akakokko at 15:57| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

イイジマムシクイが渡ってきました!

iijima080501.jpg
2008年5月1日撮影

まだ来ない、まだ来ないと気になっていたイイジマムシクイ。
今朝ようやく、初飛来を確認しました。
確認したのは島外から訪れたバードウォッチャー。
「大路池で声を聞いたよ」と情報と写真を見せていただきました。

アカコッコ館周辺ではまだ声を聞いておりませんが、
じきに森中がイイジマムシクイのにぎやかなさえずりで包まれるでしょう。楽しみですね(N)

※2007年からのイイジマムシクイの初認記録です。
このところ3月中の確認が多く、今年度は少し遅めの確認でした。
・2017年…4月2日
・2016年…3月30日
・2015年…3月27日
・2014年…3月27日
・2013年…3月20日
・2012年…3月30日
・2011年…4月6日
・2010年…3月23日
・2009年…3月28日
・2008年…4月1日
・2007年…3月30日


posted by akakokko at 14:19| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする