2017年08月15日

海辺のカワセミ

野鳥たちの秋の渡り、先日ご紹介したキアシシギに続き、
昨日はムナグロ、タカブシギ、キョウジョシギが確認されました。

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そして今朝、沖原海岸で何か飛来していないかと探していたところ
鮮やかな青のカワセミが目に飛び込んできました。
三宅島ではカワセミは渡り鳥で春と秋にごく少数が確認されます。
この春には土方海岸と釜方海岸で美しい姿を見ることができました。

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名前に「カワ」とつくこともあり淡水のイメージが強いのですが、
ときおり磯で観察され、潮だまりにいる小魚を捕まえています。

ただ、海岸では、ごく短い期間しか見られず、
大路池にやってくると、しばらく滞在してくれる事が多いです。
大路池に来ることを期待ですね(N)。
posted by akakokko at 10:49| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

長太郎池ではひさしぶり

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三宅島の海を楽しむイベント「おさかな教室」大好評実施中です。
アカコッコ館が設置したブースに連日多くの方が立ち寄り、
生き物探しゲームを楽しんだり、観察した生き物を調べたリ、
危険な生き物や観察時のマナーのパネルを見てくださっています。

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昨日は長太郎池で実施しました。
おさかな教室の参加者からクマノミがいたよと教えてもらい
見に行くと可愛らしい幼魚が隠れていました。

2000年噴火の前には長太郎池で頻繁に確認されていましたが
噴火以降は2010年の9月に1度確認されたのみ。
7年ぶりの記録となりました。
長太郎池にはクマノミが住処として好むイソギンチャクが
沢山生息しており、
噴火以降なぜ、あまり見られなくなったのかは分かりません。
またその愛らしい姿を頻繁に見せてくれるようになると嬉しいですね(N)

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また、クマノミの近くにはツユベラの幼魚も。
こちらも長太郎池では久しぶりの記録になりました。
posted by akakokko at 10:31| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日

まだまだ暑いのですが・・・

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8月6日、沖原海岸で1羽のキアシシギを見つけました。
7日には釜方海岸と長太郎池、今日は土方海岸でも見かけました。
秋の渡りの始まりです。
また、イソヒヨドリの冬に備えた縄張り争いも始まっています。

一方、春から初夏にかけて良く聞こえたウチヤマセンニュウの声は殆んど聞かれなくなっています。
三宅島を離れ、冬を過ごす場所へ去っている個体も多いのかもしれません。

まだまだ、夏真っ盛りの暑い日々が続いていますが
生き物たちは季節の変化を敏感に感じて、行動しているのですね(N)
posted by akakokko at 11:34| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

幼い鳥たちの季節

大路池やアカコッコ館周辺では
ヤマガラやコマドリ、イイジマムシクイなど
さまざまな鳥の幼鳥が見られるようになりました。

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成鳥に比べ、色が薄く顔つきも幼いヤマガラの幼鳥。
近づいてもあまり逃げず、こちらに向かって鳴いていました。

ただでさえあまり人を恐れない島の鳥たちですが
幼鳥はさらに警戒心が弱く、こちらが心配になってしまうほどです。
逃げないからといって追い回したりしないでくださいね。K
posted by akakokko at 15:59| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

海辺のお花畑

今、三宅島の海辺では様々な海岸植物が花を咲かせています。

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ハマカンゾウ
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タイトゴメ
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ハマナデシコ

海岸植物たちは皆いろいろな工夫をして強風、強烈な日差しなど過酷な海岸の環境に適応しています。

自然な海岸が減ってしまった今、
三宅島で見られるような海岸植物のお花畑は貴重なものになってしまったかもしれません。

綺麗に手入れされた花壇ももちろん美しいですが、きびしい自然の中で咲く海岸植物も野性味があってまた別の魅力があります。
三宅島の海岸でお花見をしてみませんか。K
posted by akakokko at 13:13| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

ミソサザイの巣立ちビナ

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5月中旬ごろからミソサザイの巣立ちビナが見られるようになりました。

親鳥と違って黄色いくちばしがポイントです。

ミソサザイはアカコッコ館周辺にも多く生息しているので、
さえずりは頻繁に聞くことができますが、
警戒心が強く、体も小さいため簡単に姿を見ることができません。

ところが、巣立ちビナは警戒心が弱く、親鳥に比べると簡単に姿を見つけることができます。
最近はアカコッコ館周辺や大路池の南桟橋へ下る道などでよく見られます。
アカコッコ館内から見えることもあります。

ビャー、ビャーという高い声が聞こえたら探してみてください。
驚かさないようにそっと観察してみてくださいね。(K)
posted by akakokko at 15:45| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

ウチヤマセンニュウよく見られています

三宅島の草原の野鳥といえばウチヤマセンニュウ。
今年もよく見られています。

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一番多いのは、やはり伊豆諸島最大の繁殖地でもある「伊豆岬」。
早朝または夕方、海岸沿いの道を歩くといたるところから
ウチヤマセンニュウのさえずりが聞こえてきます。

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ふるさとの湯付近で撮影

でも、ウチヤマセンニュウがいるのは伊豆岬だけではありません。
島の主に海岸沿いの草地で耳を澄ませてみると
「チュリチュリチュカチュカ」というさえずりが聞こえてきます。
特に阿古の今崎海岸付近(ふるさとの湯から阿古火山遊歩道にかけて)や富賀浜ではじっくりと観察することができます。

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じっとしていると、ごく至近距離で見ることもできます。

強風などで伊豆岬でも姿を見ることができない時もあります。
そのような時は他の場所で探してみるのも良いかもしれません。

なお、アカコッコ館では5月27日(土)、6月4日(日)の2日間
伊豆岬で朝6時から10時までウチヤマセンニュウ観察会を行います。
開催時間中、いつでも参加OK、観察道具も用意してお待ちしています。
お気軽にご参加ください(N)。

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上空にも注目。時々アマツバメの大群が見られる事もあります。
posted by akakokko at 11:38| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月30日

のんびりしたり怒ったりのアカコッコ


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この春、アカコッコ館周辺では1羽のアカコッコ以外、あまり姿を見ることができませんでした。
しかしようやく何羽ものアカコッコが姿を現すようになってきました。

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それに伴い、お互いを警戒する様子やケンカする様子、
ぜんぜん気にせず餌探しに夢中な様子など
観察できる行動のパターンも増えてきています。
さまざまな表情を見せるアカコッコを観察にきてくださいね(N)

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posted by akakokko at 16:20| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月28日

海辺の青い鳥

春の渡り鳥で人気の「オオルリ」が23日に見られました。
その鮮やかな青をじっくり観察したいと
探している方を目にするようになってきました。

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トリミング

そんな中、土方海岸の潮だまりでシギ・チドリの仲間を探していると
スーッと青い鳥が飛んできました。「オオルリ」でもなく、
三宅島でよく見られる「イソヒヨドリ」ではなく「カワセミ」でした。

本土では1年を通して、比較的よく見られるこの野鳥ですが、
三宅島では季節限定の野鳥。
春と秋の渡りの時期にごく少ない数が見られます。

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少し目をそらした隙にどこかに行ってしまったようで
その後は見当たりませんでしたが、
大路池あたりにやってくるかもしれませんね(N)。
posted by akakokko at 13:28| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

カンムリウミスズメ調査を実施しました。

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昨日、カンムリウミスズメのモニタリング調査を実施してきました。

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三宅島自然ガイドキュルルのメンバーにも、
目視でのカンムリウミスズメの調査補助や
調査手法を学ぶ場として活用してもらいました。

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最近の漁師からの目撃情報や海況・風向きなどを考えながら、
船長とも相談し、三本岳周辺と島の北西部〜北部を中心に
調べることにしました。

出航後、10分ほどで遠くを飛ぶ2羽のカンムリウミスズメを確認。
しかし、その後はなかなか確認できず、カンムリウミスズメはおろか
ほかの海鳥もまばらな状況です。
3時間ほど調査し、確認できたカンムリウミスズメは15羽。
調査中の水温は15.8〜16.0℃。
低い水温がエサとなる生き物の分布状況に影響しているのかもしれません。

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今回の調査コースと確認場所

調査中、確認できたほかの野鳥や生き物。
オオミズナギドリ20羽ほど、ウミネコ10羽ほど、ヒメウ数羽、シロハラトウゾクカモメ、アホウドリの仲間2羽、ミズナギドリの仲間2羽、イルカ3頭、マンボウ1頭。

少し寂しい結果ですが、おおきなマンボウに出会うなど
さまざまな生き物が生きる三宅島の海の豊かさを実感した調査となりました(N)。
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撮影:伊藤 奨(自然ガイドキュルル)
posted by akakokko at 14:09| 自然情報トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする